これが一般動詞をdo動詞という理由じゃよ。
2014年8月2日
わしゃ、楽英博士じゃよ。
授業では学校の先生のいう一般動詞をdo動詞(一般動詞)として説明しているんじゃが、
これは歴史的な深〜い理由があるんじゃよ。
江戸末期に英語が日本に入ってきたときはbe動詞とhave動詞とgeneral動詞(一般動詞)の3つだったんじゃ。
一般動詞はdoを使うのでdo動詞ともいったんじゃ。
have動詞はこのように使ったんじゃよ。
肯定文 You have a pen.
否定文 You have not a pen.
疑問文 Have you a pen?
答 Yes, I have.
No, I have not.
これは今でも現在完了形に残っているんじゃ。
ところがアメリカ英語ではhave動詞をdo動詞としてこのように使うようになったんじゃ。
肯定文 You have a pen.
否定文 You do not have a pen.
疑問文 Do you have a pen?
答 Yes, I do.
No, I do not.
これがイギリスに逆輸入されて、今ではイギリス英語もhave動詞が消えてdo動詞になんじゃよ。
だから今はbe動詞とdo動詞の2つだけになったんじゃよ。
日本の文法説明は江戸末期のgeneral verbを一般動詞と訳した時代から
変わっていないんじゃよ。これじゃ、日本の生徒の英語が良くならない訳じゃよ。
日本の先生の文法説明も一般動詞という表現をやめてdo動詞に一本化しないと諸外国に負けてしまうんじゃよ。
楽英サイト